四方山話

ツイートの補足用

「買わない」ことはタレントの方針を変えるのか?

私は先日こんなツイートをしました



…かなり言葉足らずだったようで(爆)いろいろ誤解を生んでしまったので←
きちんとその言葉の意味を書いておこうと思う
これの真意を

ファンには選択肢があります
好きなアイドル(グループ)が出すCDやDVD等を買うのか、買わないのか
「とりあえず出すもの全てを買う!」という羨ましいお金持ち(いや、実際は他を削りに削ってる(爆))もいれば、「どのバージョンが有益かを厳選する」という人、「家計が厳しいから一番安いもの」って人もいるでしょう
ほしいけど「学生だから」とか「どう切り詰めても今月はCD代は出せないから」って理由でレンタルにしたり、お友だちと貸し借りしたりってこともあるでしょう
シングルは買わない、アルバムまで我慢!みたいな人も、CDは買わないけどライブDVDは買う、って人もいるでしょう
今回は自分の好みだから買う、好みでないから買わない、という選択肢もありますね

どれも「ファン」であることは間違いないと私は思ってます
ファンの定義は曖昧だけど、「そのタレントに好意がある人」とするのなら、どれもファン
選択をしようとしてる時点で、ファン
よく「買わないファンはファンじゃないのか」みたいな論争もあるけれど、買わないからファンではないとは私は思わないというのもありますけど

だけど、買わない人は「お客様ではない」のには間違いないですよね
お金を支払わない人は、そのタレントを含む運営側にとって「お客様ではない」
そこで考えてみてください

あなたは、お客様の声とお客様ではない人の声、どちらを参考に今後の方針を決めますか?

私なら、喜んで貰ってるお客様に意見を聞きながら、新しい人を取り込むためにはどうしたらいいのかを考えると思います
今いるお客様の満足度を下げずに、これ以上のものを出すにはどうしたらいいかを考える
良いところと悪いところ、お客様にとっての「良いところ」をこれ以上失わない対策をする
ただこれは私が考えるだけであって、タレントそれぞれ運営それぞれによっても違う選択肢があります

ファンに選択肢があるように、運営側にも選択肢はあります
売り上げが落ちてしまったら、確かにマーケティングをするでしょう
どうして売り上げが落ちてしまったのか、考えないわけはないでしょうね
ただその先には、選択肢があります
過去の作品を見直して近づけるのか、今いるファンの満足度をあげて地盤を固めるのか、新しいファンを取り込むために頑張るのか、売り上げに拘らず自分たちのやりたい事や信じる事を推し進めるのか
まぁ、最後の選択肢は大分強気だけど(笑)

「買わない」ことは、マーケティングを促すきっかけにはなるのかもしれないけど、それを分析したとて、「買わない」人の思っている通りのタレントには変わらない
未来を選ぶのはタレントやタレントを囲む運営側であって、ファンではない
タレントはひとり(もしくは1グループ)だけど、ファンは五万といる、ファンの全てが望む未来を選ぶことなんてできない
ってか、お客様全てが望む未来だって選ぶことはできない
お客様であれば、満足度があがっていない、と参考にしてもらえる可能性は上がるやもしれないけれど、お客様でなければ、その意見が届くという方がおかしな話で
だってお金を落とさないのだから、所謂「お茶の間ファン」と何の差があるというの?
むしろライトなファンの方が、苦言も呈さず「変わった!」と嘆かず、プラスの感情を放つわけで、マイナスな感情を放つ「買わなくなったファン」よりも運営側にとっては「口コミ宣伝」として助かる存在かもしれない

この頃「○○みたいに戻ってほしいから買わない」とか「○○をしてほしいから買わない」とかってツイートを見かけるので、「それは検討違いだよ」と私は思ったまで、だったんですが、「買って当然だよね」風にツイートしてしまっていたので(苦笑)
長い文章ですが、補足をば

「もし何かを意見したいのなら、『お客様』である方が声は届く可能性があがる」
だけども
「ファンの思う未来をタレントが必ずしも選択するとは限らない」
「買わない」はマーケティングを引き出しタレントを変えるかもしれないけど、最終的に自分の未来を選ぶのはタレント

だからファンも、そこについていくのか着いていかないのか、を選択できる
「お金を落としてでも変わってほしいと思えるのか」はひとつの基準なのかもしれませんね
まぁ、お金を落したから何を言ってもいいってわけでもないんですけど(爆)それはまた別の話なので
「買わなくなった時」にはきっと「離れ時」なんだと私は思ってます